Design

団地の環境、空間、色彩、カタチ…。団地の”デザイン”には面白さがつまっています。

団地のデザインには 面白さがつまっている

トータル・リノベーション完成!大開市街地住宅

大開市街地住宅では、“コンフォートガーデン”をコンセプトに建物外観、エントランス、屋外空間をトータルにデザインしたリノベーションが完成。見ちがえるほど快適な住まい空間に生まれ変わりました。

 

~凛々しくて優しいメインゲート~

ウォール・植栽でゲート空間を構成し、都市居住にふさわしく凛々しい佇まいとしながら、帰ってきた人を優しく迎え、我が家に帰ってきたことをうれしく感じられるような領域感のある門構えをつくました。




右 Before
      

団地の前庭にファニチャー、テラスを設置。ちょっとした憩いの時間を過ごす居場所ができると、季節のうつりかわりを感じたり、緑の価値を身近に感じられるようになります。


After


左)Before 右)緑の価値を感じるコミュニティスペース 


~課題に真正面から取り組んだエントランスのリ・デザイン~

玄関としての構えが弱かった10号棟。メインゲートからの動線を受けるように、ルーバー庇のフレームを大きく構えて正面性を向上。都会的な雰囲気のアプローチとなりました。


Before
  

今回オートドアを設置した北側にはもともと出入口はありませんでした。壁を撤去して透明感のある玄関の顔ができました。




Before 柱間の壁を撤去して正面玄関にリノベーション

 

10号棟のエントランスは吹き抜けとなっており、階段にカラフルなモザイクタイルを施して高さのあるダイナミックな空間の価値を活かしました。レトロな風合いの既存木製手すりとモザイクタイルの相性もよく、建設当時と現代のセンスの融合を感じます。


左)After 右)Before

 

11・12号棟のエントランスはメールコーナーやエレベーターホール前に自転車があふれていて気持ちよく通行することが難しい状況でした。この課題を解決するため、メールコーナー側にオートドアを設置して玄関を構え、快適なエントランスホールにリノベーションしました。領域感を高める前庭には、緑地、ファニチャーを設けています。


Before 左側ピロティがメールコーナー、右側下屋がエレベーターホール
 

自転車が停められていたメールコーナーを快適なエントランスホールに
 

エレベーターホール 


 
~共用空間まで一貫したデザインを展開~

ツインコリドール型(ツインコリダー型・ボイド型とも呼ばれています。)が3棟並ぶ大開。そのボイド空間(建物で囲まれた光庭)にある石庭は、届く光も少なくどうしても暗いイメージになっていました。そのイメージを払拭し、見下ろされる空間として現状の要素を積極的に活用するため、石庭にポップなグラフィックをモザイクタイルで挿入。古さと新しさが響きあうリノベーションデザインの面白さを感じていただけます。


右下)Before

各階のエレベーターホールには淡い色彩とストライプパターンを施し、両サイドにサインを入れて住戸番号を案内しています。


右)Before

 


廊下は老朽化していた鋼製手すりをアルミ製に改修し明るい印象に変わりました。


右)Before
 

~視認性とデザイン性を高めたサイン~

リノベーションのコンセプトである「コンフォート・ガーデン」とともに新たに団地名称のロゴを作成。ストライプの帯で構成したシンボルマークは、3棟で構成されている団地を表したものです。


 

看板や張り紙でお伝えしていた情報を、美しくわかりやすいピクトサインで表現。

  

~外観も一新~

大阪の都心部と淀川を臨み、西側には公園が広がるのびやかな風景の中に位置する大開。バルコニーの手すり改修とタイル壁の剥落防止のための改修に伴い、色彩は白を基調としたモノトーンとし都市的なイメージに。階段室部分は垂直性を強調するシャープなデザインとしました。妻側の頂部に淡い水平ラインを入れることで、3棟の存在感が増すとともに、のびやかな風景との親和性を高めています。


Before



~コンフォート・ガーデン~

3棟をつなぐメインアプローチでは、植栽を補い庭の中を歩くような快適さを感じられる空間とし、レストスペースもリノベーションしました。


右)Before 

Photo:Ai Hirano etc

所在地:大阪市福島区大開四丁目1番

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